暮らしサポートワークショップ「快適片付け」コラム vol1
Yua色住環デザイン インテリアコーディネーター・色彩収納コンサルタントとしてフリーランスで活動。
第1回 「片づけは自分探し」
片づけは好きですか?あまり好きではないと答える方が多いかと思います。整っているお部屋は落ち着きますし、欲しい物がすぐ取り出せて、動きやすく安全性のメリットもあります。家の中は、いろんなモノが混在しています。毎日使うモノ、数年に一度、いつか使うかも、また思い出のモノも、片づけなくてはと気になっていることが、負のエネルギーを受け続けていることになります。
片づいたお部屋は、モノの場所がわかり、探す時間や二度買いも減る物理的な点と、また気持ちにも変化が表れます。少しでも片づけを実感できたら、小さな成功体験になり、またがんばろうとやる気がでてきます。
片づけは、モノの整理から始まります。一つ一つモノと向き合いながら自分に必要なモノを選んでいく作業は、これからの生き方を考え、選んでいくことです。整理が進むと、自分の価値観が明確になり、決断や行動する力が上っていきます。
以前、親子片づけワークに参加いただいたお宅に伺うことがありました。色彩心理の片づけワークでは、お子さんはモノが手放せないタイプ、お母さんは買い物大好きタイプでモノが増えてしまう傾向がある方でした。お子さんのモノが気になり、来春には、友達も呼べる部屋にしたいと目標を決めました。
ご自宅では、机周りの片づけを一緒にしました。春休みで、学校からの持ち帰ったモノもあり、2つのカラーボックスを家用と学校用に分けました。大きな分類の方がわかりやすいタイプなので、趣味のモノ、本など種類で分け、ワークで見つけた理想に必要な色のラベルを貼り、取り出し易く収納しました。
リビングからボックスの中が見えないように動かして、すっきり配置しました。2階には老親の服がそのまま置いてあり、来春にはお子さんの机を2階に置きたいと、この片づけがきっかけに、2階の部屋も片づけのエンジンがかかりました。
気持ちが動き出したことで、これまでふたをしていた過去への思いをモノと一緒に整理し、親子で前に進むことを選べたのです。
片づけは、モノを動かすことだけでなく、過去のモノと向き合い、またこれからの自分の生き方を見つけだす方法でもあると思います。 私は、何度か引っ越しをする間に、自分のモノは増えなくなりましたが、子どもの思い出のモノを手放せなくて、困っていました。今は、写真や作品の一部を切り取り整理することで、子どもの成長を振り返るよい時間になっています。
片づけを継続するには、なりたい私の理想の生活を思い描き、自分に合った片づけ法を知る事が大切になります。ひとりひとり、得意な事も理想も異なります。収納法も得意な方法と色彩心理を使うと、楽に片づけられます。
一度立ち止まりライフスタイルを整理してみませんか。新たな発見もあり、家族との会話も広がることでしょう。
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