転居費用の節約あれこれ
はやいもので平成28年も半ばに差し掛かろうとしています。緑が深まり初夏ですね。今回は転居に係る費用の節約について考えます。
物件の候補が絞れたら
色々物件の見学をして、住みたい物件の候補が2~3件の候補まで絞れたら、不動産業者さんに相談してみると、家主さんや売主さんに家賃・礼金・物件の売買価格等を交渉してくれる場合が多いです。
フリーレント
賃貸の場合は物件によっては「フリーレント」といって、入居時から数か月分の家賃が無料になる場合があります。今の時代は、インターネットの賃貸物件の検索サイトにも設定されていて手軽に探せます。また、不動産屋さんへの相談時にフリーレント付きの希望を伝えてみるのもよいでしょう。
室内消毒・害虫駆除料金
中古マンションやアパートなどの集合住宅の場合、不動産屋さんに交渉してもらってこの費用(数万円)を省くことが可能な場合もあります。物件の状態によりますが、契約前にある程度清潔な状態が確認できていれば、少しの清掃は入居時にご自分で可能です。集合住宅の場合は、1部屋だけを害虫駆除するなら自分で市販のグッズで済ませたい、といった交渉も可能です。これで数万円の節約が期待できます。
引っ越し費用
人の異動が多い3月は引っ越し業者さんの繁忙期でもあります。1月・2月・6月・11月・12月は時期的に人の異動も落ち着き、引っ越し費用が割安な時期といわれています。 引っ越し業各社に相見積を依頼したり、引っ越し業者さんが引っ越しの日時を指定するフリー便、インターネット申し込みや、早朝・午後便、早期申込み割引など、申込みのやり方しだいでは、半額位まで引っ越し費用を抑えることも可能です。また、ご自分で引っ越し、という場合は幌付きの軽トラックや小型車等が1日2,500円位からリースされています。
家具付き物件
モデルハウス・モデルルームや、リフォーム済みの中古物件を見学時に、室内の家具をそのまま残してほしいと不動産屋さんに相談すると、案外快諾して下さる場合もpあります。家具全ては無理だけど、ダイニングテーブルや照明器具、大型テレビ等をそのままサービスで頂ける場合もあります。また、賃貸物件の場合も家具付き物件はあり、エアコンが付きの物件は、相談してみたら故障時の修理・交換費用も家主さんが負担して下さる場合もあります。
いずれも業者さんや家主さんとの相談によるところが大きいです。費用節約の面だけでなく、その時のコミュニケーションが良好な関係を築く機会となれば、後で様々な相談もし易く 快適な新生活の基盤となっていきます。まずは業者さん・家主さん・売主さんと率直にご相談してみてはいかがでしょうか。