2018 年3月12 日に、みんなのカフェで5周年記念パーティを開催いたしました。避難者の方並びに支援者の方々約50名、そして4 月にご勇退された山田元京都府知事もお越しくださり、共に5年間を振り返りました。
震災直後から京都府が積極的に自主避難者(福島県は全域)を受け入れてくださったおかげで、多くの避難者が京都で安心して暮らすことができました。
2012 年秋、山田知事の当時の思いを伺うと、「京都守護職として会津が京都を守ってくれた。だから、今は、京都が福島に恩返しする番だと思っており、福島のために京都は一丸となって支援していきたい」とお答えになりました。その力強いお言葉に胸が熱くなったのを覚えています。
避難者の私たちにも関係の深かった山田元知事。知事に直接お礼を伝えたいと、避難者の方々も駆けつけ、花束を渡すことができました。皆様にメッセージを書いていただいた色紙は、府庁にお持ちしお渡しいたしました。知事も大変喜んでおられました。皆様のご協力で、感謝の気持ちとともにお見送りをすることができました。ご協力ありがとうございました。今後も京都に残られて、地域社会のために貢献したいとおっしゃる山田元知事の今後のご活躍に期待したいと思います。