10月2日第4回夕食会を開催しました。緊急事態宣言のために、県を跨ぐ活動が制約されて、京都府内の方限定で行った前回の交流会。やっと解除になり、京都外からも避難者の方が集まり、賑やかに、会が始まりました。
下半身を鍛えるボディメインテナンスワークショップ
今回のボディメインテナンスのワークショップは、下半身に中心にトレーニングしました。
まずは、呼吸からスタート。仰向けでビリージング(腹式呼吸)、生後3ヶ月の呼吸ポーズ、6ヶ月目の呼吸ポーズ、PMET(横に寝てカラダを丸めて呼吸)、1stポジション(正座)、キャット呼吸(四つんば)等、違ったポジションで呼吸をしました。ポジショニングを変えることで呼吸を意識して行え、姿勢を整えることができました。
次に、トレーニングやコンディショニングで話題の“モビリティ(可動性)トレーニング”を行いました。可動性とは自らのカラダを思いのままにコントロールして動かせる能力のこと。私たちは、キャット&ドック
、アシカ&ドック、カエルストレッチ等動物のようなポーズをしながら、腎部、内転筋、大腿全面のストレッチをしました。カラダを伸ばし続けると身体が柔らかくなり、リラックスして、心に余裕が生まれました。
更に、体感の安定性を高めるスタビリティトレーニングを行いました。ビッグカール、トランクカール、リバースカール、レッグツイスト、デッドバックなど。このようなトレーニングを通じてカラダの安定性を図ることにより、身体のパフォーマンス向上、怪我の防止、トレーニング効率の向上を期待することができるそうです。
カラダの基盤をしっかり整えて、最後に筋力トレーニングのスクワットをしました。辛いはずのスクワットもモビリティ&スタビリティトレーニングのおかげか楽に数セットすることができました。
教えていただいたトレーニングは自宅でも行えるので、呼吸を正しく行って、姿勢をよくして、カラダの稼働力と安定性を高めて、自分でコントロールできるカラダ作りをしていきたいと思いました。
米がテーマの季節の料理教室
ボディメインテナンスの後は、土井勝キッチンラボの講師の方に教えていただく季節の料理教室でした。今回は、お米お料理がテーマです。
まずは、土井先生から「どうして米を洗うのか」の問いに参加者からは「何となく洗っている」という答えが。正解は、米の表面についている米ぬかを落とすために行うそうです。そしてポイントは、水が透明になるまでしっかり洗うことだそうです。米をしっかり洗ってからは、ザルに移して、水切りをして、40分ほどおいて洗い米になるそうです。
私たちは、しっかり米ぬかを洗いおとした洗い米、洗い足りない米、無洗米の味比べをしました。味の差は微妙でしたが、美味しいと思ったのが、洗い足りない米でした。ぬかの味が美味しいと思ったようです。
食べ比べは、美味しい米を見極めるために行ったのではなく、自分の好きな味を知ってお
くためだそうです。土井先生や講師の先生は洗い米が美味しいとおっしゃっていたので、日頃からしっかり米を洗っているのがわかり、改めて、米を洗うことを何となくしていたことがわかりました。
今回紹介いただいたレシピが、八方粥です。餅米に、ドライフルーツやナッツ類を入れて炊き込む甘いお粥でした。自然の甘みのするもちもちした食感のお粥は参加者の方に好評。材料を切って、餅米と一緒に煮込むだけなので家庭で簡単に作れる役立つメニューでした。お子様のおやつにもピッタリ。試食タイムも皆さん満足な様子でした。
ヨガレッスンで達成感!
最後のワークショップはラクラクヨガレッスンでした。今回も、いつものように無理なくカラダを伸ばしながら、カラダ全体の循環を良くして、体幹も鍛えるちょっときつめのワークでした。食欲の秋、美味しいものをいただく機会が多いので、消化を助けるヨガも行いました。
最後に2つのグループに別れて、ちょっときつめのポーズにチャレンジ。先生と他の参加者が見守る中、脚を床まで伸ばして数秒間ホールドしました。ボディメインテナンスでカラダの可動性アップトレーニングを行っていたせいか、全員問題なくクリア。先生にも褒めていただき、皆で大喜び。互いを褒め合いながら達成感を感じました。「みんなですると気持ちいね」「一緒にやるからやる気になるのよね」と言った声も上がりました。
「もっと話したいね」で終わる交流タイム
3つのワークショップの後は、わっぱ飯を食べてから交流。ワークショップの感想を共有したり、近況報告や今後の予定の確認をしているとあっという間に終了時間になり、「もっと話したいね、、、」という感想でで今回の夕食会も終わりました。
来月は11月6日(土)14時(13時半〜受付)からの開催です。緊急事態宣言や時短営業も解除されて、当たり前の日常に戻りつつある今、ちょっと勇気を出して引きこもり生活から一歩外に出てみてはいかがですか。みんなで楽しい時間を過ごしたいと思いますので、皆様のお越しをお待ちしております。
八宝粥
材料 4人分
もち米 1カップ
水 7カップ
十六穀米 30グラム
なつめ 4個
松の実 5グラム
くるみ 15グラム
干しあんず 6個
クコの実 大さじ1
干しいちじく 4個
砂糖 大さじ5下ごしらえ
もち米を洗い、水7カップに30分以上浸水させる ①を鍋に入れ、十六穀米、松の実、干しいちじくを加え火にかけ、蓋をして(菜箸1本少し開けておく)約1時間程度弱火で煮る
②を煮ている間にくるみ、あんずを粗みじんにする ②を45分程度煮たところで、③と砂糖、なつめを加え残り15分ほどさらに煮る 仕上げ 仕上がり直前にクコの実を入れて出来上がり 粥を器に盛りいただきます