2019年3月の住宅支援終了に伴い、新居を探されている方に、住宅探しのお手伝いをさせていただいております。市営住宅、府営住宅、UR等は、不動産業者さんでは紹介ができないために、ひとりで現地に見に行かなければなりません。そこで、ご自宅から現地まで同行して、住宅探しのお手伝いしています。
今回は、京都市営住宅の応募にあたり住宅を絞るために数軒の住宅見学に同行させていただきました。伏見区、西京区、左京区にある市営住宅に同行しましたが、自宅から最短距離で希望の住宅を見れるので、4時間半で3箇所の住宅を見ることができました。
公営住宅の場合、室内の見学はできませんので、建物の外観の他に、空いている部屋を特定化して部屋の外観も見て、バス停や駅まで直接行き、商店街の有無を確認して、そこで生活することをシミュレーションできるようにお手伝いしています。
住宅を決めるのには、住宅だけでなく、周りの環境や交通の便、商店街、病院や役所などへのアクセス、お子様がおられる方は学校、高齢者の方は、デイケアや病院の有無なども視野に入れる必要があります。避難者受入住宅から離れるということは、新しいコミュニテイの中で居住していくということです。まずは、孤立しないで生活していけるのかという点を考え、住宅を選ぶ必要があると思います。新生活に不安を持たれる方には、現在の居住エリアや仕事場の近く、知り合いがいる地域、避難者が多く居住されているエリアを選ばれるのをおすすめいたします。
来年3月までまだ時間はありますが、少しずつ転居に向けて住みたいエリアを考えることから始めてはいかがでしょうか。迷っておられる方は住宅選びやエリア選びなどのお手伝い(相談や同行)をさせていただいておりますので、まずはお気軽にご相談ください。