2013年5月にみんなの手のオフィス&コミュニティカフェとしてオープンしたみんなのカフェは、今年5月に5周年を迎えました。この5年間、ワークショップの定期開催や、避難者交流会や相談会、餅つきなど避難者の方を対象にしたイベントも数多く行ってきました。ずんだや会津のわっぱ飯など、東北の味を紹介するだけでなく、旬の地場産の食材を天然調味料のみで調理して、手作りやひと手間かけることにこだわってきました。
おかげ様で、ずんだは丹波黒豆を使った「京ずんだスイーツ」に、そして、わっぱ飯は、京都の季節の食材や出汁文化と融合し、「京わっぱ」に成長しました。そして、ワークショップやイベントを通じて、多くの方々との出会いやつながりも生まれました。これもひとえに、みんなのカフェをこれまで支えてくださった多くの方々のおかげだと感謝しております。ありがとうございました。
この度、「みんなのカフェ」の店名が「きのわ」に変わります。名前の由来は、“メインメニュー”であるわっぱの器が、木を丸く曲げた容器であることと、土地に根づき、木の枝が大きく広がるように、成長する場であるよう願いを込めました。
これからも、おいしい「京わっぱ」やこだわりスイーツを多くの方々に楽しんでいただき、ワークショップやイベントを通して避難者の方と地域の方の輪を広げ、避難・移住者の方の必要なサポートを継続していけるように励んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。