自宅でできる「セルフケア」コラム スキマ時間の簡単ケアで肩こりとサヨナラしよう!!
外出自粛が長く続き、PCやスマホに向かうことも多くなって身体がガチガチに固まっていませんか?お仕事や家事の合間に、座ったままできる簡単肩こりケアをお伝えします。
どうして肩こりになるの?
コリや痛みを感じるのは僧帽筋など後ろ側の筋肉ですが、それはストレスや前かがみの姿勢などによって前側の大胸筋が緊張して縮んで固くなって、僧帽筋を引っ張るからです。大胸筋をゆるめれば僧帽筋もゆるんで肩こりは改善されます。
また、顎関節周辺の筋肉が固くなっていると、連動して全身の筋肉も固くなってしまうので、もちろん肩こりにも関係あり、ゆるめておくことがとても大切です。
「ゆるむ」ってどういうこと?
筋肉がふわふわの弾力を持った状態になり、体液の 循環がスムーズになることです。
どうやってゆるめるの?
やさしくふれてゆらしたりなぜたり、深呼吸したり。弱い刺激のほうが筋肉の深部にまで振動が届き、効果があります。
1.頬に、ふわっと手をふれる。触れながら耳たぶの付け根をふわっと持って後ろに4回、まわす。
2.頬骨からエラに向かってやさしく4回なでおろす。
3.耳たぶを4回、まわす。
4.下アゴを前後、左右に4回ずつ動かす。下アゴを前に出して口をアーンと開けて閉じる。(右の図を参考に)
5.1~4を首でも繰り返す。首は上から下へなでおろす。
6.アゴを少し上げて胸にふわっと手をふれ、肘を軽く前後上下に動かす。肘を突き出すようにクルクル外回し。この時、胸にあてた手に動きを感じる。
※片側のケア後。左右の差を感じてみてください。
1.胸にふわっと手をふれて、腕を外向きにキラキラ4回。手のひら外向きのまま体に向かってパタパタ4回。
2.もう一度キラキラ4回してから肩を上に引き上げてストンと脱力して落とす。4回。繰り返す。
3.胸から母指球に向かって4回撫ぜる。
4.肘から脇に向かって4回なでおろす。
無理のない範囲で、ゆるゆると心地よさを感じながらやってみてください。がんばらないことがポイントです。
さとう式リンパケア 公認インストラクター リンパケアサロン楽楽
各種講習会、施術を通して、身体と心がほっこり楽になるお手伝いをしています。