不慮の死に備える(1)
2016.10.22
不慮の死に備える(1)
京都居住者のように日々日常生活を送っておりますが、避難者であるゆえに居住者とは違った対応をしなければならない時があります。それは、避難先で不慮の死を迎えたとき。
統計によると、日本国内で人が死亡する場合、その多くは医療機関での死亡が多く、その割合は80% 以上になります。次に多いのが自宅での急死でこれは12% 程度です。残りの10% は交通事故や山での遭難、海外などの旅行先、事件に巻き込まれた先などになります。
避難者の場合は、この「自宅」12%が避難先の住宅であるわけになるわけですから、まさかの備えも必要です。
もし、避難先で死亡した場合は、まずその地で火葬をするか、遺体を自宅まで搬送するかを決める必要があります。搬送する場合には、現地の葬儀社に依頼し寝台車で運ぶのが一般的です。棺が入る大きさの車があれば、自家用車で搬送することも可能ですが、死亡診断書(* 死亡診断書は診断した医師が発行します。)の所持が義務づけられています。
この時点で葬儀社を決められない場合や、病院から急かされている場合は、病院と提携している葬儀社などに搬送してもらうこともできます。ただし、その場合はご遺体の搬送だけを依頼するようにします。遺体搬送に限った依頼であることをあらかじめはっきり伝えておかないと、葬儀もその葬儀社に任せなくてはならなくなることもあります。
ということで、土地勘のない私たちにとり、葬儀社、火葬、お葬式について下調べをしておくと、まさかの時に便利です。不慮の死から葬儀までの期間がほとんどないことから、日ごろから調べて決めていくことで、パニックにならずにすみますね。
京都の主な葬儀社
- 家族葬専門→京都フューネラルサポート http://kyoto-fs.jp TEL : 0120-31-1230
- 地元密着→京都日葬 http://kyoto-nissou.com TEL : 075-811-4242
- 定番大手→公益社 http://www.koekisha-kyoto.com TEL : 0120-004-200